8 月 14

銅版(Cu)へのレーザー印字は素材の反射率が高いのでとても厄介です。

レーザを金属表面に照射すると光エネルギーが金属の自由電子に吸収されることで加熱され、表面が溶融します。励起方式からガスレーザ、固体レーザ、金属レーザ、半導体レーザ、液体レーザとありますが、金属面への刻印は切断や溶接とは違い、素材加工に適した出力と波長を選択する必要があります。素材によりレーザー光の反射率や吸収率が異なるからです。

ワーク表面や断面をフラットに保つために焦点を変えながらレーザー・パルスを複数回あてるソフトウェアでのコントロールが必要となります。文字の書き出し部が深堀になる現象ジャイアントパルスを避ける工夫も必要です。

使用レーザー1(基本波長で)

・方式:LD方式 ・出力:40W・波長:1.064μm ・刻印範囲:100㎜・スポット径:8μ・焦点深度:0.5㎜・焦点距離(WD):115㎜・印字精度:8μ・プロットタイプ:ガルバノ

50μ

平均値:50μの深さに刻印できました。

精密測定

深さ測定装置には測定精度:0.01ミクロンの三次元構造解析顕微鏡を用いました。

使用レーザー2(より高い周波数)

つぎにYAG(Yttrium Aluminum Garnet)レーザは、イットリウム、アルミニウム、ガーネットの結晶体です。レーザの波長は短いほど、エネルギーが高く物質に対する吸収率が上がります。

200μ

レーザー電流値:29A・パス回数:10回

平均値:200μの深さに刻印できました。

銅板は基本波長(1064nm)では約10%程しか吸収されないため刻印が難しい素材です。ですので単結晶を通過させて1/2波長(532nm)にすると約30~40%吸収されるようになります。さらに単結晶を通過させてUVレーザ(355nm)や第4高調波と呼ばれる波長266nmのDUV(ディープ・ユーブイ)を使用したりします。

最後に、レーザー光を出すことを”レーザー放射”といいます。またレーザーで身体に影響を与えた場合は”被ばく”といいます。

8 月 12

ネームプレートにイラストを刻印してもらうべくレーザーワークスさんを訪問しました。作業が終わり雑談していてiPhone4があったので見せてもらうと名前が刻印されていました。

iPhone4の表面は先代までの樹脂からアルミノケイ酸ガラスのパネルとなっています。

公式エビデンスにはプラスチックの20倍の剛性、30倍の硬度があると記載されています。

アルミノケイ酸ガラス特に珍しい素材ではありません。iPadに採用されているCorning社のGorilla Glassの方が興味深いです。

写真では見えれませんが、実物は刻印面がキラキラとしていてとても綺麗に刻印されてました。

7 月 07

株式会社キューブ・ソフトさんから7/7仮想プリンタドライバ・タイプで様々なアプリケーションからPDF化できるPDF生成ソフトウェア“CubePDF”を無償で配布開始されました。

「CubePDF」はGhostscript を PostScript/PDF インタプリタとして使用しています。
従来の Ghostscriptタイプの生成ソフトウェアの弱点である日本語ファイル名のファイルにも対応しています。
PDF1.7に対応することによりISO32000に準拠しています。

弊社も少し関わっております、是非使ってみてください。

2010.9.9 PDF閲覧、編集ソフトCubePDF Viewer公開予定 2010.11.11 圧縮・解凍ソフト CubeICE公開予定

11 月 05

最近のLED照明は素晴らしいです。
友人の会社からダウンライトタイプのものを借りて試してみました。(日本製です)
ガラスに見える球体は透明度の高いポリカーボネイトで耐衝撃性・耐熱性・難燃性に高い物性を示すとのことです。デザイン的にも未来的でいいです。横から見るとまったく眩しくないですし、反射板なしで綺麗に光が収束されています。

放熱フィンのデザインも韓国や中国製の比べてコンパクトにまとまっていていいです。
調光もできます。

led照明

照明なしで室内で撮影(無関係ですが右にあるのはiPhoneとBlueTooth接続できるモトローラのS9-HDステレオヘッドセット)

ledダウンライト

LED点灯状態

これ100W相当で全く直視できない照度ですが測定すると消費電力はなんとたったの5W!
USBで駆動もありですね・・・アウトドア用のライトも液晶のが増えましたね。
5Wなので電球部分に触れてもまったく熱くないです。

紫外線を放出しない熱量も少ないためリニングを含む紙製文化財など退色が気になる展示品の照明に適してますね。また、-40度の気温でも使えるそうなので極冷な環境などでもOKですね。

4万時間の寿命とのことなのでメンテナンスが容易なので、省エネも照明からなら手軽にできそうですね。

10 月 15

マウスやペンタブレットでPCに文字を描くのは難しいですね。
自筆から少し遠ざかってしまうかもしれませんが、こんな方法もあります。

step1
テキストアイコンをクリックし文字を入力します。(ここではMSゴシックを使いました。)
キーボードで文字を入力します。色は明るいグレーにしています。

達筆2

step2 そのまま達筆化を選び、先ほどグレーの文字の上に丁寧に描いていきます。

達筆2

step3 行書体 を選択して達筆化ボタンをクリック。

達筆2

書き直すボタンで戻り かな を選択して達筆化ボタンをクリック。

達筆2

step4

作製後はテキストに戻り元の文字列を削除する。

この方法は文字だけではなく、単純な線で描かれたイラストを水墨画タッチにしたり、顔彩(がんさい)を使った日本画や俳画調にすることができます。

水墨画

墨だと黒や朱ですが、白や青など多彩な文字色を使うことができます。(虎の親子は技術評論社「墨の彩」からの転載です)

3 月 01

2009年2月28日に開催されたRIA SEMINAR 2009の数ある事例紹介のなかで ‘Adobe AIRによる年賀状作成ソフト「プリントマジック」を、弊社と末次グラフィックスさんとで発表させていただきました。
セミナーは定員が100名のところ130名と大盛況でした。

flex_users

開発者の皆さんは当然ご存知だと思いますがFlash CatalystやFlex Builder 4 (コードネーム: Gumbo)はプロジェクトを推進するためにデザイナーと開発者との共同作業により配慮されています。PhotoShop, Illustrator, Fireworksで生成したグラフィックファイルを登録するとが中身がXMLフォーマットでずらずらと表示されたりする様がアドビ社デベロッパーマーケティングスペシャリストである轟敬介氏より紹介されました。開発の過程でデザイナがFlash Catalystで品位チェックできればより優れたUIを創造することも可能になりますね。

Catalysは日本語で「触媒」です、Catalysと聞くとRADEON用デバドラを想像してしまいます。

参加者にはもれなく「Flex Air Bot」のフィギアなんかが付いてきたりしました。(Max the Explorer君も)

flex_air_bot1flex_air_bot

他に「Photoshop Cave-Painter」「Flash Builder-Chimp」君なんかがあるらしいです。

さて、懇親の場では京都のNEXCOMさんより「Airって印刷関係が弱いですよね、アルファブレンドさんのほうでなにか綺麗に印刷できるような仕組みつくらないんのですか?」とか聞かれました。うーん、確かに・・・adobeさんやプリンターメーカーさんの頑張って!なんでしょうけどね。

2 月 14

春一番

天気予報コムさんサイトデザイン一新されましたね!

必要な情報のみを適切に配置する姿勢には敬服します。
いたずらに高機能にする必要性はないと思います。
クレヨンタッチのデザインをしばらく見つめてしまいました。

天気予報コムさんはブログパーツなどが流行するずっと以前からサイト用の天気予報表示パーツを無償配布しています。日本で最初にサイトに貼り付けるサービスを提供しました(2005年5月から)。今では天気予報に限らず様々な情報を提供しています。ブログパーツのサービスの発案者といえますね。もっとも著名なサービスはなんといってもアクセスランキングですね、いまでこそ各社が提供していますが当時は画期的なサービスでした。導入されているサイト数は他社と比べると1~2桁多いです(笑)

sketch_title

sketch_map

デザインの切り替えもできます。

こちらはアクアデザインでとてもモダンだと思います。

aqua_title

aqua_map

居住地の天気、温度、降水確率とそれらの週間天気が一目で見れるのが一番嬉しいです。

末次さんのデザインセンスが光ってます。

2 月 13

2月12日東京・目黒雅叙園で行われたDevelopers Summit 2009(通称デブサミ)に 詳細 Objective-C 2.0の著者である荻原剛志教授の講演内容が一部リポートされています。

AppBankさんいつも元気ですね

http://www.appbank.net/2009/02/13/iphone-news/9217.php

12 月 24

日本郵政さんがフリーで配布している「年賀状デザインキット」というAIRアプリケーションがあります。「プリントマジック」の開発コンセプトは通年で使えるようなサービスの提供なのですが、時期的にどうしても気になる存在です。
インストールしてみましたが「年賀状デザインキット」は基本的な編集機能を実装し、市販の年賀状作成ソフトにも劣らない魅了的な素材がいいですね。

年賀ハガキを販売するためのサービスアプリや素材提供と考えると いままで郵便局に置いてあるスタンプだけだったのが不思議

AIRアプリはβバージョンからもそうなんですが、この先どれだけのものを提供できるのか未知数で、C/C++で開発されたexeタイプのソフトとは違い実験的とも言えるアプローチとなるのに随分と冒険するなぁ、と思いました。
それとも現時点でマイナーなAIR技術を使ったのも、いままでの年賀状作成ソフト屋さんへの配慮?パッケージ化して4万件もある局窓口にCD置いおけばいくらでも配布できますよね。配布費用を節約してAIRでネットで提供ってことなんでしょうか。
資金が潤沢にある(非上場、資本金3兆5000億円!)超巨大企業、余裕で年賀状作成ソフト販売会社を全部買収できますね。

「年賀状デザインキット」を使ってみましたので報告します、ネットメディアさんの記事や使っていただいた方のブログとは違い技術面からとなります。
今回検証したのはフォントの印刷についてです。

Adobe AIR 環境でのアンチエイリアシングとアウトライン印刷(CS3,Flex3)
AIRは独自でフォントをレンダリングしますが悲しいかなCS3,Flex3で開発したものはPCにインストールされたフォント(ローカルフォント)は表示はスクリーン表示できますがアンチエリアスが有効ではないのと、印刷時にアウトラインデータを保って印刷できません。

「年賀状デザインキット」ではローカルフォントを使えるようにしています。
「プリントマジック」ではローカルフォントはあえて使わないようにしています。
理由は上記に記載した機能制限があるからです、印刷が汚いのではハガキが無駄になってしまうからです。
ローカルフォントについてはCS4,Flex4でスクリーン上ではアンチエイリアシング、印刷ではアウトラインが使えるようになるので年内もしくは年明け早々に対応します。

商用フォントの無制限再配布にかかるライセンス料金
「プリントマジック」に商用フォントの数が10種しか提供していないのは、商用フォントの再配布ランセンス料が高額であること。
もっと豊富な種類を望まれる方も多いと思いますが、年間1種あたり数万~数十万円、物によっては数百万円するものもあります。「もっと豊富にしてよ」「十種しかないのが残念」とのリクエスト・評価もいただきますが、個人非商用を利用と無制限配布とは条件面で全く異なるいことをご理解ください。リリースにあたりパッケージ販売されている毛筆フォントベンダーさんとは数社搭載の交渉をしましたが「年賀状ソフトに搭載ですか?既存のパッケージソフトメーカーとのお付き合いがあるので・・・」と困惑ぎみでした。年賀ハガキソフト作成に実績もないですしAIRてなに?が現状なので、いたしかたないかもしれません。
では、フリーフォントを積めばいいのでは?との考えもありますが、そのあたりはこだわりがあって今回はPS準拠のフォントを搭載しました。理由はPSプリンタで印刷ができるようにとの考えからです。弱点もあって、たとえば「崎」は使えても外字の「﨑」は使えない。そういった指摘はdarkskyさんのブログにコメントがあります。
使おうと思うと外字を搭載しないといけない。
やはりこれも費用とのかねあいといったことになります。フォントを提供いただいているニイス社さんから外字を搭載したフォント(2万文字)をリリースしていただくことになっていますの、近々には宛名印刷に活用いただけるようになります。

Adobe AIR 環境でのフォントデータは?
システムのフォントフォルダなどにはインストールされず、AIR独自形式でコンパイルすることにより特定のフォルダに格納されます。そうすればOS起動時や他のアプリを起動する場合に余計な負荷をあたえなくて済みますし、個々OS対応したAdobe AIR RumtimeによりWindows,MAC,Linuxでもフォントを使えるようになります。これはとても重要なことだと思います。

「年賀状デザインキット」ではフォントをAIR用にコンパイルし初期配布時に埋め込んでいます。
「プリントマジック」ではAIR用にコンパイルしたデータを外部ファイルとして持たせています。
「プリントマジック」外部ファイルとして持たせたのは、追加や削除などのメンテナンスが容易だからです。
初期はアプリケーション本体のみダウンロードし、短時間で済む確実性重視です。フォント、画像はアプリ起動時にダウンロードするようにしています。いったんダウンロードするとキャッシュとして格納しますので変更がないかぎりローカルでの作業が可能です。

印刷手法の比較
「年賀状デザインキット」「プリントマジック」で文面編集で背景はそのままで文字色を黒で「あ」という文字を描画してみました。
左が「年賀状デザインキット」(Ver1.35)で右が「プリントマジック」で描いたものです。

わかり易いようにPDF出力してみました、PDF出力≒プリント時の印刷品位と考えることができます。

「年賀状デザインキット」=アンチエイリアスにてラスター描画
「プリントマジック」=アウトライン描画

とあきらかに描画方法が異なりますね。

ただし、現状ではプリンマジックも少しでも画像が混在した場合は全部をラスターデータとしてレンダリングしてしまいます。

つまり画像としての印刷となります、これはAIRの仕様によるところが大きいのですが文字の印刷に欠かせないポイントなので研究し改良していきます。AIRも Illustratorも同じAdobe謹製なので、なんとかならないの?と思うところもあります。

現状で綺麗な文字を望まれる場合は
1.背景のみ印刷
2.文字のみを印刷
と2度印刷する必要があります。

文字や画像が混在したデータで印刷する場合はIllustratorのような印刷時もベクター・グラフィックスが可能なアウトラインデータで印刷できないと惜しいですね。

アンチエイリスのラスターデータを印刷するのとベクター印刷では文字と画像の境界線に明らかな差があります。

さて、今後の「プリントマジック」の年賀はがき作成機能のみの開発スケジュールは
0.ブログへの文面データの出力機能の実装
1.CS4でローカルフォントの使用を可能とします。(トライします)
スクリーンでのアンチエイリアス描画
アウトラインでの印刷
2.宛名データのエクスポート機能の実装
3.PDF出力(Linux対応の一環でテストドライブです)
上記が完了した時点でCS4→Flex4に移植、同時にyahoo wegihtバージョンの製作もありかな。

と考えています。

もちろん同時進行で、はがき作成機能以外の機能やサービスも開発中です。

開発リソースが許せばiPhoneに移植というのも面白いかもしれません、手書きの達筆化アルゴリズムの持ち味が十分に発揮できると思います。

11 月 29

動画をダウンロードできるフリーのブラウザであるCraving Explorerさんですが、最近Dayzさんと色々とやっているようですね。

たのしみです。

弊社でもクレイビングさんを見習って、今後はアプリケーションUI用に綺麗なアイコンで飾るようにします。